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坂本龍馬

日本人が好きな歴史上の人物の上位3位以内に確実にランクインしていると思われるのが、坂本龍馬です。

1835年、土佐藩独特の下級武士階級である郷士の家に生まれ、19歳で江戸の千葉道場に入門し、剣術修行を受けます。

土佐に帰ってから、武市半平太がつくった土佐勤皇党に入り尊王攘夷運動に加わりますが、考えに隔たりが生じ脱退、さらに脱藩して江戸に上り、勝海舟に弟子入りして操船術を習得。その後、長崎にて海運、貿易を行なう日本初の商社「亀山社中」を結成、さらには薩長同盟を取り仕切るなど、歴史上に残る足跡を留めていきます。

そして、徳川政権を朝廷に返す「大政奉還」にまでこぎつけた1867年、33歳で暗殺されます。

龍馬の人柄を物語るものとしてよく取り上げられるのが、土佐の姉に宛てた近況報告の手紙です。幕末の殺伐とした時代の中にあっても、ユーモアを忘れずに書かれたその個性的な文面からは、物事に動じず、形式にとらわれない龍馬の性格の一端が垣間見えます。

この手紙は、司馬遼太郎作の「竜馬がゆく」の中でもとりあげられ、小説のヒットとともに、彼の豪放磊落な魅力あふれるキャラクターが一般に浸透していきました。映画の劇中人物としても数多く登場し、その数は70本を超えるといわれています。

(参考文献)
「別冊太陽 時代小説のヒーロー100」(平凡社)
高知県立坂本龍馬記念館ホームページ


<登場時代劇映画>

人斬り(1969)

龍馬暗殺(1974)
幕末青春グラフィティ Ronin 坂本龍馬(1986)
龍馬を斬った男