竜馬暗殺(1974)
監督:黒木和雄 出演:原田芳雄、石橋蓮二、松田優作
<映画紹介>
1867年、坂本竜馬がピストルで二人殺したとのお触れ書きが京都で出回った。ただでさえ思想を異にする者達から狙われている龍馬は、土佐の同士の助けにより、女郎屋に隠まわれていた。しかし、同士の本当の目的は、竜馬をいつでも斬ることが出来るように目の届く場所に留めておくためであり、親友の中岡慎太郎がその役目を負うことになっていた。
龍馬暗殺までの短く濃厚な時間を、70年代初頭の学生運動をオーバーラップさせるような
展開で見せる異色幕末時代劇。
<感想>
原田芳雄、石橋蓮二、松田優作など、男くさい俳優が勢ぞろいし、ATG映画ならではのギラギラとした熱気が伝わってくるモノクロ作品。3人の男の、友情ともホモセクシャルともとれるような関係や、「俺たちに明日はない」を思い起こさせるような写真撮影のシーンなど、
時代劇という設定だけかりて、その当時の現代劇的な要素も盛り込んているところが興味を引きました。70年代的なかっこよさが溢れる時代劇です。
