宮本武蔵
天正十二年(1584年)、現在の岡山県栄田郡大原町生まれ(諸説ある)。父は兵法家新免無二斎。母の名は不明で、武蔵が幼少の時、家を出たといわれています。
父の死後親類を転々とし、13歳の時新当流有馬喜兵衛との初めての決闘に勝ち、以後、剣客として諸国を武者修行しながら、60余りの仕合を行い無敗。
晩年、熊本肥後藩に客分として迎えられ、藩主細川忠利の死後、兵法書「五輪書」を執筆、約2年を経て書き上げます。正保二年(1645年)没。
武蔵は江戸時代から歌舞伎や講談などに取り上げられ、その存在が語り継がれてきた剣豪ですが、ストイックな求道者として武蔵が描かれたのは、吉川英治が朝日新聞に1935年から1939年まで連載した小説「宮本武蔵」が初めてでした。
以後、求道者武蔵のイメージが一般に広まり、時代劇作品でもそのイメージでキャラクター設定されていきます。
また、近年では、井上雄彦作漫画「バガボンド」で、吉川英治作品を踏襲しつつも、人間的な弱さ、未熟さを露呈した新たな武蔵像が作り出され人気となりました。
武蔵を演じた代表的な俳優としては、稲垣浩監督作、武蔵三部作に出演した三船敏郎、武蔵映画の決定版といえる内田吐夢監督作品に出演した中村錦之助などがいます。
<登場時代劇作品>
宮本武蔵一乗寺決闘(1942)
宮本武蔵(1954)
一乗寺の決闘(1955)
決闘巌流島(1956)
宮本武蔵(1961)
宮本武蔵 般若坂の決闘(1962)
宮本武蔵 二刀流開眼(1963)
宮本武蔵 一乗寺の決闘(1964)
宮本武蔵 巌流島の決闘(1965)
巌流島 GANRYUJIMA (2004)