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十兵衛暗殺剣(1964)

十兵衛暗殺剣(1964)

監督:倉田順二 出演:近衛十四郎、大友柳太朗

<映画紹介>
将軍家光、柳生十兵衛の前に、我こそは柳生新陰流の正統と主張する男、幕屋大休が現れた。無下に扱われた幕屋は、柳生道場を挑発。十兵衛と門弟達は幕屋を討ちに琵琶湖竹生島まで赴くことになるが、幕屋配下の賊が一行に次々と襲い掛かる。緊迫感あふれる水際での死闘は必見。

<感想>
冒頭から映し出される処刑者の姿から、すでにただならぬ雰囲気を漂わせる、なかなかにハードボイルドな時代劇。

琵琶湖が主な舞台で、水上や水際のシーンが多く、腰まで水に浸かっての決闘、戦闘シーンは、役者もスタッフもかなり体力を必要としたのではないかと思われ、見ているほうも力が入ります。

ラスト近くの幕屋との決闘の際、近衛十四郎の剣がはじかれ一瞬丸腰になりますが、そのときに見せる狼狽ぶりがものすごくリアルです。当時の時代劇で、主役がこんな演技を見せるのは珍しいと思います。